【農業資材】微生物農薬はなぜ普及しないのか?その①
- kakoenaichi
- 2024年1月27日
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今回の記事は専門的な内容で、微生物農薬に関する記事となっております。しかも、自分が過去にまとめた内容を丁寧に解説していくため、何パートになるかわかりませんがかなり長編になります。あらかじめご了承ください。
まず前提として、農林水産省が推進している「みどりの食料システム戦略」というものがあります。簡単に説明すると、環境負荷を低減する農家していきましょー!ということ。
中身の賛否はありますが、これが現状の行政の立ち位置です。

その中のひとつに、生物農薬があります。生物農薬自体は対象作物も増えてきており、出荷額としても安定している市場です。

ですが、以下のスライドの表を見て頂くと分かりますが、以前として市場規模はかなり小さいです。農薬全体のたった1.2%程度、これでは普及しているとはとても言えませんよね。

生物農薬も色々種類はあり、使えそうな微生物等は数多く発見されていますが、それが技術化されていないのも現状です。

このように、生物農薬はモノとしてはあるものの、全然普及していない現状があります。
次回の記事(月曜)では、なぜここまで普及していないのか?そしてその対策について説明していきたいと思います。
それでは、また〜!
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