低温プラズマ照射と農業(後編)
- kakoenaichi
- 2023年10月4日
- 読了時間: 2分
こんにちは!愛知のユリ栽培でお馴染みの花好園です。
今回は前回に引き続き低温プラズマ照射と農業に関する話題になります。
ちょっと仕組みについて難しい、分かりにくいと思う方もいるとは思いますが、今回はもう少し噛み砕いて、農業での実用例を交えていきますね!
▫️種子の発芽促進と根形成促進
種子に低温プラズマを照射することで、種子皮の脱落を促進し、種子の発芽率を向上させることができます。また、低温プラズマ処理を施した苗は、根の成長が促進されます。これによって、苗を早く定植することができるため、作物の収穫時期が早まり、生産量が増加する可能性があります。
ただ、これには植物や環境要因によって一定の条件があるみたい、ですね。。
こちらに具体的なデータを載せておきます
▫️植物の成長促進
低温プラズマを照射することで植物の光合成量が増加し、成長促進効果が得られます。また、植物がストレスを受けると、活性酸素が発生して細胞や組織にダメージを与えることがありますが、低温プラズマはこれを抑制することができるため、植物のストレス耐性が向上する可能性があります。
福岡工業大学のページで簡単にまとめられています
▫️病害虫防除
低温プラズマを照射することで、病原菌や害虫を殺菌・殺虫することができます。もちろん、程度にもよりますが。。また、バイオマスコンバージョン機械において、農業廃棄物や家庭廃棄物を低温プラズマによって分解・処理することで、肥料や木材、エネルギーなどの再利用ができます。
いかがだったでしょうか?
いろんな情報が多すぎて、私もなかなか綺麗にまとめきれてないですが使い方によってはかなり有効である可能性がありますね。
ほんなら、また〜!
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