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ブログ 〜出を待つ深窓の佳人〜

よくみると、違うユリ

  • 執筆者の写真: kakoenaichi
    kakoenaichi
  • 2023年11月7日
  • 読了時間: 2分

ユリといえば白やピンク色が定番色ですが、品種としてはあまたあります。


でも、お店に並んでるユリってなんか全部同じように見えることってありませんか?


それは、お店の人が市場から同じ品種を買っているのもあるかもしれませんが、品種ごとの小さな違いに気付いていない可能性があります。


それではもったいない!と思うので、今回はユリ農家が教えるユリ品種ごとの特徴を例を交えてご紹介します。




例えば白いユリ。

蕾のつき方、花の大きさは比較すれば分かりやすいと思いますが、色はどうでしょうか?

白色のユリは全部同じ色だと思っていませんか?実は違います!


例えばこの品種、ティセントという品種ですが、全体的に白色をしています。



しかし、こちらのザンベジという品種。

よーくみると、花びらの外側が褐色になっていませんか?




これは病害虫とかの影響ではなく、もともとこの品種が持つ特性です。


このような特徴があると、例えばシンプルな色使いをしたい場合はティセントを選び、少し個性的な白が欲しい時はザンベジを使う、といった分け方ができます。


これ以外にも、匂いの強さや咲き足の速さ、花もちの長さなど各品種ごとに微妙に違ってきます。


このように、一見同じように見えるユリでも実は全然違うことがたくさんあるのです。

だからこそ、自分に合ったユリを選ぶのは最高に楽しいです◎


それでは、また〜!



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