【集団】なぜ産地化されると強いのか?
- kakoenaichi
- 2024年3月28日
- 読了時間: 2分
たまにブログ記事でも「ユリの産地は新潟、埼玉、高知、鹿児島などで...」という話をしたことがあると思います。
ほかの農産物だって、たとえばトマトといえば熊本のように産地化されいてるものがほとんどです。
もっと細かいところまでみると、産地化されている場合はほとんどがJAなどの部会が存在しています。そして主に市場では部会など産地化が進んでいる生産者が比較的高単価で取引されているような印象(例外はあります)があります。
では、なぜ産地化が進むと強いのでしょうか?
確かに、単に生産量が多いという数の大きさで力を発揮している面もありますが、それだけではないように思えます。
イメージ的には、進学校がなぜ受験に強いのかという話にも似ている気がします。要するに、無意識のうちにレベルの高い環境下で鍛えられ、かつ情報も潤沢に入ってくるということです。
現代はネットが発達して簡単に栽培情報とか手に入れることができます。しかし、正直にいうと本当に大事な情報はネットには転がってなく、各地域や各生産者から直接聞かないと分からないことがほとんどです。言語化しにくい部分もありますしね。
例えば〇〇部会で出荷出荷している場合、各生産者同士で品評会や勉強会を行う機会があるので、自然と情報が手に入りますしベテラン農家の高い品質に触れる機会が増えます。
もちろん良し悪しはあるとは思いますが、総じて産地化されている地域は強いよなぁという印象です。
それでは、また〜!
Comments