【作業】ユリの輪数調整について
- kakoenaichi
- 2024年5月3日
- 読了時間: 2分
みなさんは百合農家の農作業といえば何を思い浮かべますか?
トラクターでの耕運、球根の植え付け、散水、収穫など思い浮かぶかもしれません。ただ、これはどうでしょうか?
「輪数調整」
聞いたことありますか?
簡単に説明すると、ユリの蕾を取ってしまう作業のことを指します。言葉だけ聞くと、なんかもったいないことをわざわざしよるな!と思うかも知れません。しかし、これが結構大事な作業なのです!
まず切花を出荷しようとすると、産直やネット販売もありますがベースとなるのが市場出荷です。市場出荷では、予め決められた規格に沿って切花を選別する必要があります。
そして百合の場合、基本的には輪数(すなわち蕾の数)が多ければ多いほど高い規格として扱われますが、7以上になると逆に評価が下がってしまいます。
理由は、切花として使いにくくなるからです。ユリ一本だけを花瓶に行ける場合を除き、複数の花材を組み合わせて使う際にはあまり蕾がたくさんついていると逆に邪魔になってしまいます。
そこで、7輪以上ついてしまったユリは生育の早い段階で余分な蕾を取ってしまいます。こんな感じです。
方法としては
•蕾の数を数える
•7つ以上あれば、したから順番にカッターてカットする
やり方は簡単ですが、なるべく傷を浅くして外見から分かりにくくするのがポイントです!
それでは、また〜!
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